汚れて壊れてたメガネの修理。
こんにちは!
コンタクトレンズは生まれて一度も使ったことがないメガネ男、サイト管理人のYosukeです。
Eye’s DC V315 というメガネを2本持ってまして、黒い方はここ数年は出番がなくメガネケースに眠っていました。
というのも、フレームが折れて、白く粉吹いて…、散々な姿になってしまったから。。
それだけ、長年愛用してきたメガネなので、捨てずに取っていました。
レンズがフレームから飛び出しているよう見えるデザイン。
最近は割りとこのタイプのメガネはよく見かけると思いますが、
15年くらい前?に買ったときは本当に斬新なデザインだった!!
確か当時フレームのみで3万円くらいしたかな。
そんな話は置いといて、今回の修理作業のポイントは2つ。
- 黒いセルフレームに白く粉吹いているのを綺麗になんとかしたい。
- 折れたフレームを接合する。
下の記事がとても参考になりました。
作業開始!
白く粉吹いたのを綺麗に
白い粉の正体は、汗などの汚れによるセルフレームの変色。
ひどくなると、爪でボリボリやると粉が削れ、見た目もとっても気持ち悪い。(垢じゃないよ!…)
こいつを綺麗にするには、フレームを「研磨」しないといけません。
綺麗に研磨するために、紙ヤスリとコンパウンドを使っていきます。
紙やすりは、白い変色が(頑固で)強烈な場合には #400 あたりで研磨してから、
そのあとに、#1000あたりで(薄い変色なら最初から#1000で)、白い部分が消えるまで丁寧にやります。
※ 「#」はヤスリの研磨細やかさを示すもので、数字が大きいほど目の細かいものになります。
次に準備する、コンパウンドですが、コンパウンドとはクリーム状の研磨剤のことです。
模型用(タミヤ)のやつじゃなくても、自動車用がホームセンターに売ってあるのでそれでも良いと思います。
リンクのように3ステップに分かれているやつがオススメで、使わなくなった布タオルなどにつけてフレームを磨いていきます。
かなりピカピカになります。はじめて使う人は感動するかも。
折れたフレームの接合
折れた部分に強力な接着剤を塗ってくっつけても、また直ぐに折れてしまいます。
金属フレームのように溶接することが出来ないのが困りものですが、
セルフレームには「中骨」を入れる方法が、なかなか強力に接着できるとの事。なるほど~。
今回のメガネは色も黒で、フレームの厚みも十分なので、この方法で接着していきます。
必要なものは、ピンバイス、ミニサイズのドリル刃、エポキシ2液混合タイプの接着剤。
ハリガネ(中骨…クリップをペンチで切った)を入れるための穴は、ピンバイスで穴あけ。(0.85mm径)
差し込んで…
ズレてた!(ショック!!)
けどハリガネを曲げたりしてなんとか、綺麗に納まった。。(ほっ)
綿棒とかで綺麗に接着剤を塗布して…
1日放置。
で、作業は終了。
もっと本格的に修理するなら
接着接合部をヤスリで研磨、または凹凸部分にパテ処理して、塗装!
そうすれば、接合部すらわからなくなるほど綺麗に処理できますね。
接着剤は「エポキシ2液混合タイプの接着剤」がオススメ
プラモデル用のセメダイン、強力瞬間接着剤、いろんな接着剤があると思いますが、
エポキシ2液混合タイプの接着剤が一番オススメです。
硬化するまでに時間がかかるのと、混ぜた時に臭いことを我慢できれば、
硬化したらプラスチックのようにガチガチに固まり、金属や樹脂にも使えて万能です。
ダイソーなど100円ショップにも売ってあり、量も結構入ってます。
瞬間接着剤は、使わないうちにすぐに硬化したり、プラスチックを白く汚したりするのでイマイチかな。
作業を終えた感想
やってる工程は少ないですが、研磨に3時間くらいかかりました。
でも思ったより上手くいったかな。ピッカピカになったし大満足。
フレームの白い変色で困っている人は、面倒臭いけど、
はじめてやってもうまくいくくらい低い難易度だったので、
買い換える前に、捨ててしまう前に一度、挑戦して欲しいですね!