棚板取付のコツ。(下地探し、水平の取り方)
こんにちは!
サイト管理人のYosukeです。
先日、IKEA福岡新宮店にて机や棚板を購入し、組立てた記事を書きました。
意外と簡単そうで、案外難しい棚板の取付の便利アイテムをご紹介したいと思います。
下地探し
棚板のブラケットは、木造住宅の場合は「柱」か「間柱(まばしら)」という、
仕上げクロスと下地ボードの下にある、木材をめがけてビス止めしないといけません。
でも、見えないのにどうやって探すの?、という疑問。
残念ながら壁をドンドン叩いても、そこに間柱があるかどうか正確にはわかりません。
その1、とりあえず「感」でビスを打ち込む
一番ダメな方法です。
間柱の位置なんて無視…!?
もってのほかです…。
下地のボードには強度が無い(簡単に引き抜けてしまう)ので、
一見ネジ止め出来たようでも強度が確保出来ません。
棚板に載せた大事なもの、その下に置いているもの、、
落下して破損させてしまう可能性があります…。
間柱を見つける為だとしても壁が穴だらけになっているでしょうね…。
その2、専用道具で手当たり次第グサグサ刺して探す
このようなアイテムで、手当たり次第グサグサ刺して下地を探します。
デメリットは、グサグサし過ぎると小さな穴が無数に出来てしまう事です。
僕自身「どこ太 <L>」を使用していますが、
深くまで挿し込める<LL>サイズの方がいいと思います。
その3、専用道具と探知機を使って探す
間柱探知機という機械があるので、それを利用して探す方法もあります。
探知機で反応した箇所に、その1で紹介したアイテムを使用すると、正確な間柱の位置を探し出すことができ、
併用することを是非オススメします。
もう少し予算があれば、米Amazonからの個人輸入になってしまいますが、
探知機では、Zircon MultiScanner i520 がオススメ。
コイツは下地探査、金属探査、ACライン(電源ケーブル)まで探査出来るマルチスキャナーです。
興味のある人は、下記YouTubeを見て確認してみて下さい。
間違ってACラインに針やビスを突き刺してしまうと、漏電など事故の元になります。
ACラインを探査出来るのはかなりいいですね。
僕自身も個人輸入して実際に使用していますが、非常にオススメです。
補足
既にあるビス穴、間違ったビス穴を補修する際は、専用パテが売ってあるのでそれを使うのがお手軽です。
クロスの色に合わせて選びましょう(ホワイトやアイボリーなど数種類あります)
水平を取る
間柱の位置が分かったら、棚板のブラケットを取付けるための水平を取ります。
その1、コンベックス(メジャー)を使う
オーソドックスな方法ですが正確な高さを図ってビス止めするので、水平が取れますね。
まったく問題ありませんが、下(または上)に障害物がある場合、
正確な位置を探しにくいかもしれません。
100均のものは、少しフニャフニャしていますが性能上の問題はありませんので、それでもいいと思います。
その2、水平器を使う
とりあえず棚板を持ち上げてみてその上に水平器を置いて水平を取り、
ブラケットを当ててネジ穴をマーキングする方法。
「棚板を持つ人」と、「ブラケットを当てる人」の二人で作業しないといけないのがデメリット。
水平器は100円ショップにもありますが、精度が悪すぎるので、ホームセンターにある箱型のプロ用をオススメします。
写真は100均のもの。コイツの精度は悪かったです。
その3、レーザー水準器(墨出し器)を使う
棚板の取付高さを決めておき、その位置に水平のレーザーを照射してブラケットをビス止め。
一人でサクサク作業できるので便利ですが、機器が微妙に高いのが難点。
プロ用でなくても、5,000円くらいします。
随分前にヤフオクで買ったもの。
安っぽいですが水平は取れているので地味に便利です。(ただし照射距離が短い)
最後に
以上、棚板の取付のコツでした。
棚板一枚を取付けるために、いろいろ道具を購入するのは馬鹿らしいですが、
これからDIYをやっていきたいなら、持っておきたいアイテムかもしれませんね。
この記事を読んでいただいた、どなたかの参考になれば幸いです。