カスタム投稿タイプでもAddQuicktagを有効にするプラグイン。

みなさんこんにちは!
サイト管理人のYosukeです。

 

今日はWordPressのAddQuicktagというプラグインについてのお話です。

 

AddQuicktagプラグインについて

WordPressでは、標準のビジュアルエディターでもある程度の装飾ができ、

TinyMCEプラグインを入れて、WYSIWYGエディタをさらに拡張する事が出来ます。

 

でも、自分用のCSSをつくり、特定のタグや、クラス名、IDなどを適用したい時に、

いちいちテキストエディタのタブに切り替えるのも、ちょっと面倒ですよね。

 

そこでAddQuicktagというプラグインの出番です。

0036

このプラグインは、よく使うタグや、クラス等をあらかじめ登録しておき、

それをビジュアルエディタ一発で適用する事が出来るようになるという、

とっても素敵なプラグインの一つです。

 

カスタム投稿タイプに対応していない

ただし、このプラグインは「カスタム投稿タイプ」には対応していません

そこで、フィルターフックを利用して、コアファイルの「functions.php」の

末尾に追記して有効にしてやる方法が一般的な対処方法になります。

 

functions.php追記のリスク

とはいえ、functions.phpの編集は、うっかり記述をミスってサイト全体が開かなくなったり、

コアバージョンアップで上書きされて消えしまうリスクがあります。

 

かと言って、自動アップデートを停止すれば、

ついつい面倒でセキュリティフィックスを放置したままになったりで、これまた問題。

 

 

そこで、バージョンアップで上書きされる心配を解消するためにも、

これをプラグイン化してしまおう。というのが今回の趣旨です。

 

カスタム投稿タイプに対応させるプラグイン

※AddQuicktagプラグイン自体は必要ですので、お間違いないように…

 

<?php
/*
# AddQuicktag Add CPT
Description: AddQuicktagをカスタム投稿タイプでも使用できるようにします。
Author: Yosuke(GL)
Version: 0.1
*/

add_filter( 'addquicktag_post_types', 'my_addquicktag_post_types' );
function my_addquicktag_post_types( $post_types ) {

    $post_types[] = '「カスタム投稿タイプ名」';

    return $post_types;
}

 

編集するところ

12行目の「カスタム投稿タイプ名」を書換えます。

 

もし仮に、適用したいカスタム投稿タイプ名が「portfolio」だとした場合、

$post_types[] = ‘portfolio‘;

 

になり、複数を指定したい場合は、13行目以降に

$post_types[] = ‘portfolio‘;
$post_types[] = ‘note‘;

 

と、改行していってやれば、

複数のカスタム投稿タイプ名に対応出来るようになります。

 

そして、編集した「addquicktag_hook.php」をプラグインフォルダにアップロードし、

プラグイン(# AddQuicktag Add CPT)を有効化します。

0022

 

次に、AddQuicktagの設定で、追加した投稿タイプのところにチェックを入れていきます。

0158

 

最後に投稿画面で使えるかどうか確認しましょう~。

 

問題がなければ以上で完了です。

 

あとがき

実はこんな感じでfunctions.phpに追記する内容って、個別にプラグイン化してしまう事が出来たりするので、

コアバージョンアップで上書きされてしまう心配も無くなるし、管理する上でも結構オススメですよ。

 

カスタム投稿タイプを追加した場合は、また追記しないといけないわけですが、

管理画面から直接プラグインファイルを編集出来る「Advanced Code Editor

というプラグインもありますので、これも合わせて使うと便利ですね

 

この記事が誰かのお役に立てれば幸いです!

You may also like

Leave a comment