linuxBeanでUPA-152Jの音出しは出来るも音量ボタンは制御できず。

こんにちは!
サイト管理人のYosukeです。

 

先日「NFJ UPA-152J 商品到着と音出し。」にて、linuxBeanに接続するも音出しが失敗に終わっていました。

 

その後、いろいろ調べてみて音出しは出来るようになりました。

 

オーディオデバイスの認識順序が原因

要するに、1番目にオンボードサウンドデバイスが認識されていて、

2番目にUSB-DAC(UPA-152J)が認識されていた。

 

2番目じゃ再生できないのだそう。

 

ただ、それだけでした。

 

USB-DACを接続して状況確認

UPA-152JをlinuxBeanにUSB接続した状態で下記コマンドを入力。

$ cat /proc/asound/cards

 

 

USB接続されている音声デバイスの優先順位が表示されました。

 

0、1、29の3つのデバイスを確認。USB-DACが2番目に認識されている事がわかりました。

 

次に、その音声デバイスのモジュール名も確認しておきます。

$ cat /proc/asound/modules

 

 

0 snd_hda_intel

  • PCのオンボードサウンドデバイス

1 snd_usb_audio

  • USB-DACのサウンドデバイス

 

この情報を元にAlsa(linuxBean標準のサウンドシステム)の設定 /etc/modprobe.d/alsa-base.conf を弄ります。

 

 

options snd-usb-audio index=-2を(2行あったので、どっちもしてみた)、#options snd-usb-audio index=-2

とコメントアウトして、最下行に、

options snd-usb-audio index=0
options snd-hda-intel index=1
options snd-usb-audio nrpacks=1

の3行を追加しました。

 


point!

モジュール名に合わせて編集します。「_」を「-」に置き換えて下さい。(下記サイトを参照)


 

linuxBeanのシステムを再起動します。

 

もう一度音声デバイスの認識を確認すると、順序が変更されていました。

 

これでUSB-DAC(UPA-152J)から音楽が再生出来るようになりました。

音量は、GNOME ALSA ミキサーで調整出来るようです。

 

残りの問題

UPA-152J本体に付いているボタン(ミュート、音量調整)は相変わらず効きません。。

というか、オンボードサウンドデバイスの音量調整ボタンとして認識されている模様です。

キーバインド設定とか、USB-DAC用に変更する方法は無いかいろいろ調べてみましたが、

全くわかりません。。お手上げ…

 

$ sudo hexdump /dev/input/event4

 

 

で、ボタンの入力は認識されているんですけど、、そこから先をどうしたら良いのか。

誰かわかる人いたら教えて欲しいです…

 

もちろん、もし自己解決したら、また記事にしてみたいと思います。

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